コリントの信徒への手紙Ⅱ 4:18 「わたしたちは見えるものではなく、見えないものに目を注ぎます。見えるものは過ぎ去りますが、見えないものは永遠に存続するからです。

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宗教改革500年 九州教区 マンスリーリレーメッセージ



人を判断する、評価すると言うことは、難しい。一人一人が、長所もあれば、短所もあるからだ。それが歴史的人物でも同じことだ。ルターも例外ではない。宗教改革者ルターは、確かにあの時代の「時代精神」を表すのかもしれない。それにしてもやはりルターも手放しでは、「良く」評価できない。なぜなら彼の農民戦争やトルコ人に対する発言は、農民戦争の「過激化」やトルコ帝国の軍事的脅威といった時代状況もあるにせよ、好きになれないし、行き過ぎだと思う。特に晩年に書かれたユダヤ人に関する文書は、内容的に問題が多すぎる。当時の思想的・宗教的背景(宗教的ユダヤ人憎悪という考え方)を考えたとしても、またルターの期待(ユダヤ人たちのキリスト教への改宗)と絶望(その可能性が全くないこと)を勘案したとしても、やっぱり許容できないと言わねばならない。それが、「アウシュヴィッツ以降」の教会の信仰の姿勢だと思うのだが、どうだろうか。ルター自身の思想的限界。それを認めた上で、私たちは、ルターを「公平」に、そして「批判的」に読み、考察し、評価していかなければと今更ながら思う。

「我々にできるのは、ある人の『思想』を継承することではなく、『姿勢』を継承することだ」とは、ある聖書学者の言葉であるが、私たちが何をルターの遺産として受け取り、どんな「姿勢」を受け継いでいるのかを、批判的に検討しながら、来年の宗教改革500年を迎えたいと思う。

秋山仁(宮崎教会)

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Facebookページを作成しました
2016年04月17日

日本福音ルーテル教会九州教区の教会・施設に関する情報をまとめたfacebookページを作成いたしました。
各教会・施設の様子を順次掲載しています。
https://www.facebook.com/kumaeqhq/

教区報第66号を掲載しました
2016年03月12日

九州教区報第66号を掲載しました。
http://www.jelc-kyushyu.org/img/html/kyoku/kyo_20160309032901_1.pdf

今号は、宣教懇談会報告、九州セミナリオ、熊本地区宗教改革記念合同礼拝など教区の諸活動が報告されています。
また各教会・施設の活動報告として、田主丸教会と奈多愛育園のクリスマスの様子が伝えられています。
毎回一つの教会を採り上げてその歴史を振り返る「教会物語」は、今回は宮崎教会物語。宮崎教会といえば、パイプオルガンへの思いが特に熱い教会です。長年宮崎教会で用いられてきたパイプオルガンは、昨年、熊本の九州ルーテル学院へその活躍の場を移しました。新たな場での活躍が期待されます。
各会の報告も行われています。筑後地区(久留米教会)の光延兄が新たな壮年会長となりました。各会が連携を強め、よりよい働きがなされてゆきますように。
そんなこんなの教区報66号、是非皆様お目通しください。皆様の信仰生活の励みとなれば幸いです。

「ルターくん」特設ページ開設
2015年10月19日

マンスリーメッセージでも紹介されていますが、九州教区では、2017年 宗教改革500周年を記念すべく、かわいい「ルターくん」のイラストを作成いたしました。
また、チラシやポスターなどで使い易いよう、グレースケールやモノクロの版も用意しました。
詳しくは、「ルターくん特設ページ」をご覧ください。
http://www.jelc-kyushyu.org/page/luther.html

リレーメッセージの掲載が始まりました
2015年09月02日

2017年は宗教改革500周年です。この記念すべき時に向けて、九州教区内の全牧師からリレーメッセージをお届けします。第一回は角本牧師による小教理問答についてのメッセージです。毎月追加されてゆきますので、どうぞお楽しみに。来月は小泉牧師です。